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フーチングレス・パネル(FP工法)をご紹介

フーチングレス・パネル工法(FP工法)の概要

フーチングレス・パネル工法は、自立式の擁壁工法です。名称の通り、フーチング(底板)が無い構造なので、施工時の自由度が高く、従来のL型擁壁では施工できなかった様々な場所(下記特徴参照)で施工可能な工法です。
φ600〜700mm 深さ 2900mm以上の柱状地盤改良体にφ165.2〜267.4mmの鋼管を地上に突出させて建て込み、センターに穴のあいたコンクリートパネルをその鋼管にセットして自立式擁壁を築造します。

フーチングレス・パネル工法の特長

特長1掘削幅の取れない現場で有効です。

L型擁壁にはフーチング(底版)があり、既設構造物等の障害物があると、施工できませんでした。また将来、下水管等を埋設する場合、フーチングが邪魔になってしまう場合もありました。フーチングレス・パネル工法なら、道路下占有空間が確保できます。

  • L型擁壁・・・

    掘削するので車が通れません。
    工事中は通行止めにする必要が御座います。

  • フーチングレス・パネル工法・・・

    通行止めにすることなく工事が可能です。
    そのため、近隣の皆様に最小限のご迷惑で済みます。

特長2地盤のあまり良くない現場では経済的です。

L型擁壁では、地盤支持力が不足している場合、基礎杭打ち込み等の地盤改良をしなければいけません。本工法は、柱状地盤改良体に鋼管杭を建て込み擁壁化するため、N値3以上の地盤で施工できます。

特長3狭い場所での施工が可能です。

パネル1個が最大770kgなので、今まで大型重機が入れなくて施工できなかった現場に最適です。

掘削幅が小さいと発生土も抑制することができます。
フーチングレス・パネル工法は環境にも優しい工法です。

フーチングレス・パネル工法の施工手順

  • 【1】床付・杭芯位置出
  • 【2】柱状地盤改良体築造
  • 【3】鋼管建て込み
  • 【4】均しコンクリート打設
  • 【5】パネル取り付け
  • 【6】中詰コンクリート打設
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